特殊伐採、リギング作業とは

 

ここでは、伐採作業の中でも高度な技術が要求される「特殊伐採」「リギング作業」について、ご紹介していきます。そもそも、「伐採作業」と「特殊伐採作業」は何が違うのでしょうか?

この説明には、様々な用語説明を交えながらの説明が必要となります。

 

端的に「伐採作業」と「特殊伐採」の違いを説明するならば、「レッカー作業」(レッカー作業とは、クレーンや重機を使用した作業の事)が必要な伐採業を特殊なツリークライミング(ロープと特殊な道具を使って木に登る技術)技術と専門的な伐採道具を用い、人間の力だけで行う事が「特殊伐採」という作業となります。

 

酒田、鶴岡、庄内エリアで「特殊伐採」を行なっている業者さんはごく少数です。では、具体的にどんな方法で行うのが特殊伐採なのでしょうか。特殊伐採の方法やメリットなどを詳しくご紹介しています。

 

伐採作業は重力との戦いだ

 

まず、伐採作業とは「重力」との戦いです。伐った木は、地球上に存在する重力に従い地上に落下しますね。

落下する木の重さは、数十キロから重いものでは有に百キロを超えるものも珍しくありません。

では、その百キロの木が落ちるその先に、あなたの車や家、通行人、電線、など守るべきもの(保守対象物)がある場合には、どうすれば良いでしょうか。

誰でも思いつく方法は、クレーン車などの重機車両で、落下させたく無い対象物を吊りながら、伐れば良いと考え及ぶでしょう。これが一般的にいうレッカー作業です。

 

しかし、とても大きなクレーン車や重機は、侵入できる場所が限られます。一般住宅の敷地内や裏山、細い道の先にある敷地、墓地、神社境内などは、大きな重機やクレーン車は侵入できません。

又、重機やクレーン車を導入する上では、高額な費用が発生するのは、誰でも容易に想像つきますね。

1日に数万円というクレーンチャーター費用は、数日間かかる伐採作業にとって非常に大きな負担となる費用です。そんな状況で強みを発揮するのが、クレーン車や重機を使用しない「特殊伐採」作業なのです。

 

伐った木を下に落とさない「リギング」という技術

 

リギングとは、伐った部分をロープで吊って下ろす技術を指します。特殊伐採において、このリギング作業が大きなメリットとなります。通常、クレーンなどを用い、伐った物を吊り下げおろす作業を行いますが、クレーンや重機が侵入できない場所においては、このリギング技術が大きなメリットとなります。

 

リギング作業においては、クライマー(樹上作業者)とグランダー(地上作業者)との連携が非常に重要な要素となります。時に百キロを越す伐採物をロープで下ろす事は大きな危険が伴います。保守対象物や作業員の安全を確保して、正確に伐採物を地上へ下ろさなければなりません。そこには、豊富な経験と緻密な計算、適正な道具を正しく使用する事が求められます。

 

特殊伐採のメリット

特殊伐採においては、重い木を安全に下ろす際に必要とされるクレーン車や重機が侵入ができない場所で、ロープと作業者の技術だけで、目的が達成できる事です。

又、高額な費用が必要な重機導入費用が不要となる事にもあります。

 

レッカー作業と特殊伐採作業を比較した際に、特殊伐採作業が断然安価であるかと言われれば、その事実はありません。特殊伐採においても、クライマーやグランダーを初め、チーム戦で行う作業です。安全作業費必要な作業員の人数も多く、使用する機材も安全基準を満たした構成のなものである為、高額なものも少なくありません。

従って、特殊伐採のメリットを、レッカー作業より安価である事を第一にあげるのは、語弊があります。

特殊伐採の最大のメリットは、クレーン車や重機が侵入できない場所で、安全確実に、伐採作業を行える事にあります。

 

他社さんに断られた案件などが多数寄せられます

【便利屋すまーと】伐採お任せ隊へは、他社さんに断れれた案件などが多数寄せられます。技術的に難しい、採算が合わない、当社では伐れない、様々な理由でタライ回しにされたお客様のSOSに対応しています。

確かに、特殊伐採は案件によってはリスクに対する対価が見合わない場合があります。

しかし、困っている人がいる限り、町の便利屋として見過ごすわけにはいきません。

 

酒田、鶴岡、庄内エリアの伐採作業は【便利屋すまーと】伐採お任せ隊へお気軽にお問い合わせください。

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